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上弦の月と、14時間37分の夏――空が欲張りな季節です

6月23日、東京の昼の長さは14時間37分。夏至を過ぎて数日が経ち、昼はゆっくりと短くなり始めているはずなのに、まだこんなに長い。太陽はなかなか帰ろうとしない、宴会の常連みたいな存在感です。

前日も14時間37分。秒単位では微妙に変化しているのでしょうが、分の桁では変わらず。この時期の昼の縮み方はほんとうにゆっくりで、「まだ夏のてっぺん」という顔をして空が開いています。

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月は上弦、折り返しの一枚

夜に目を向けると、月齢は8.2。昨日の7.2からきっちり一日分育って、今日は上弦の月です。半月ちょうど、右側がきれいに光る「D」の字。新月から満月への折り返し点で、月がちょうど半分だけ「見せてあげる」という態度をとっています。

  • 昼の長さ:14時間37分(前日と同秒数で変わらず)
  • 月齢:8.2(前日7.2から+1.0)
  • 月の形:上弦の月(半月・右半分が輝く)

夏至直後のこの時期、日の長さと月の成長がほぼ同じペースで「今がいちばんいい感じ」と主張している。空が欲張りなのも、まあ年に一度のことだから許してあげましょう。

日没後の西の空に沈む上弦の月を見つけたら、夏がじわじわと本番に向かっているのを実感できるはずです。

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