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三日月と14時間37分の夏——梅雨の空に光がにじむ

6月18日、東京の昼の長さは14時間37分。夏至まであと数日、というこの時期は、一年でいちばん太陽がのんびり居座る季節だ。朝5時前にはもう空が白みはじめ、夜7時を過ぎてもまだどことなく空が明るい。仕事帰りに「あれ、まだ夕方?」と錯覚するやつである。

前日比のデータは手元にないけれど、夏至まではほぼ横ばいで伸びきった状態が続いているので、今日もたっぷり光の中にいると思っていい。

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夜空には三日月がちょこんと

今夜の月は月齢3.2、三日月(上弦前)。細くて小さな弓形が、西の空の低いところにそっとかかっている。眉月、とも呼ぶこの形、見られる時間は日没後のほんの1〜2時間ほどで、梅雨の雲に遮られたらそれっきりだ。

三日月を「見た」「見られなかった」で、ちょっとした一喜一憂が生まれるのが、この時期の月の小さな魅力。

14時間37分の長い昼を過ごして、ようやく暗くなった西の空にあの細い光を探す。梅雨の晴れ間に恵まれたなら、今夜だけの小さな宝くじが当たったようなものだと思ってほしい。

  • 昼の長さ:14時間37分(夏至まであと数日の絶頂期)
  • 月齢:3.2
  • 月の形:三日月(上弦前)——西空に細くかかる弓

長すぎる昼と、短命な三日月。今日はそのふたつの対比を、なんとなく味わってみてほしい。

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