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ハロウィンの夜、Wikipediaは「誘拐」と「サイバー攻撃」と「歴史の闇」に染まっていた【10月31日版】

10月30日、日本語版Wikipediaのランキングが公開された。上位10記事の合計閲覧数は552,574回。ハロウィン前夜にふさわしい、なかなかヘビーな話題がずらりと並んでいる。

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👑 1位:誘拐婚(149,047回)

断トツの首位。2位に倍以上の差をつける149,047回というアクセス数は、もはや「調べてる」というより「みんなで語り合ってる」レベルの数字だ。

「誘拐婚」とは古代から近代にかけて一部の地域・民族に見られた、花嫁を誘拐するかたちで婚姻を成立させる慣習のこと。なぜ今これが? と思って調べてみると、2026年1月8日から3月19日まで読売テレビ・日本テレビ系の深夜ドラマ「身代金は誘拐です」が放送されていたことが目に入る。「誘拐」ワードで派生検索が広がり、「誘拐婚」まで飛び火したのでは……という説が濃厚だ。確証はないけれど、人の連想ゲームって面白い。

2位:731部隊(66,189回)

人体実験で多くの犠牲者を出した旧日本軍の細菌戦部隊「731部隊」。部隊長の石井四郎・陸軍軍医中将をはじめ、千葉県芝山町の加茂集落出身の隊員が多く動員されていた。その集落が、成田空港C滑走路の建設予定地にあるため大半の世帯が集団移転を済ませ、消滅しようとしている——という朝日新聞のレポートが10月27日に配信され、大きく拡散した。歴史の痕跡が文字通り地面ごと消えてしまう、という話に、多くの人が複雑な気持ちで検索したのだろう。

3位:熊谷正寿(49,224回) 4位:GMOインターネットグループ(44,771回)

この2つはセットで語るべき話題だ。GMOインターネットグループの熊谷正寿代表は、傘下企業への不正アクセス問題の渦中に笑顔の自撮りショットをXに投稿し批判が殺到、「ご指摘はもっともであり、配慮が不足しておりました」と謝罪した。しかし写真は削除せず、「脅迫に屈しない姿勢を示す意図から、当面そのまま掲載する」とのスタンスを貫いた。

さらに事件の規模がすごい。攻撃者から5,000万ドル(約80億円)の支払いを要求されており、GMOが拒否すると個人情報とみられるデータが公開されるなど攻撃が継続している。笑顔でいられるメンタルは、ある意味すごい。

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データについて:Wikimedia Pageviews API(日本語版Wikipedia)を独自集計。集計日:2026-10-31(当サイトによる独自集計です)

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