今日は一日が静かだった日の話

今日は、一日を通してとても静かでした。

大きな出来事はなく、特別に感情が揺れることもなく、
ただ、時間が流れていった。

何かが足りなかったわけではありません。何かが欠けていたわけでもない。
ただ、強く印象に残るものが少なかった。

こういう日は、少し物足りなく感じることがあります。

何も起きていないのではないか。何も残らないのではないか。
そんなふうに思えてしまうこともある。

でも、静かな一日には、静かな意味があります。

大きく動かないということは、大きく消耗していないということでもあります。
強く揺れなかった分、内側も穏やかに保たれている。

静かな日は、何もない日ではありません。
ただ、波が立たなかっただけです。

水面が穏やかなとき、そこに何もないわけではない。
ただ、揺れていないだけ。

今日は、何かを大きく得た日ではないかもしれません。
でも、何かを大きく失った日でもありません。

静かな一日は、目立たない形でバランスを保っている。

今日は、一日が静かだった。
それだけの話です。

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