今日は、言いたいことがなかったわけではないのに、言葉が出てこない一日でした。
考えはある。
感覚もある。
何かを感じていることは確かです。
それなのに、それをそのまま言葉にしようとすると、どこかで止まってしまう。
言葉が出ないと、自分が空っぽになったように感じることがあります。
何も考えていないのではないか。
感じる力が弱くなっているのではないか。
そんなふうに不安になることもあります。
でも、言葉が出てこない状態は、必ずしも何もない状態ではありません。
むしろ、言葉になる前のものがまだ形を持っていないだけ、という場合もあります。
考えや感情は、すぐに言葉になるとは限りません。
少し時間が必要なこともあります。
沈殿する時間や、混ざり合う時間を経て、ようやく輪郭が生まれることもあります。
今日は、その途中だったのかもしれません。
無理に言葉をひねり出すこともできた。
それらしい表現を当てはめることもできた。
でも、今日はそれをしませんでした。
まだ合っていない言葉を無理に使うより、出てこないままにしておく方が正直な気がしたからです。
言葉が出ない日は、沈黙の日ではありません。
内側で、言葉が育っている日です。
今日は、言葉が出てこなかった一日だった。
それで、何かが欠けているわけではありません。
言葉になる日も、ならない日もあります。
そのどちらも、自然な流れの中にあります。
今日は、そういう日だった。
それだけの話です。
