昨日(7月16日)の日本語版Wikipedia、何が一番読まれたかというと──バレーボール選手である。
エバデダン・ラリーが99,018回閲覧されて、2日連続で堂々の1位。しかも前日(75,884回)から+23,134回という上積みで、むしろ勢いが増している。
大阪ブルテオンのミドルブロッカー、エバデダン ラリー(25歳)は今年、SVリーグ制覇に貢献し、ネーションズリーグでもキーマンとして注目されている。ロサンゼルス五輪アジア予選も控えており、日本男子バレー界の注目株として検索が爆発中なのだろう。「岐阜県海津市出身のバレーボール選手」が、W杯のメッシより多く読まれる日が来るとは。
2位・3位:W杯がフォークランドを掘り起こした
2位フォークランド諸島(58,847回)・3位フォークランド紛争(56,683回)という並びは、サッカーW杯が直撃した典型例だ。7月15日のW杯準決勝でイングランドを破ったアルゼンチンの選手が、試合後に「フォークランド諸島はアルゼンチンのもの」と書かれた横断幕を掲げたことで、日本のWikipediaユーザーが一斉に「そもそもフォークランドって何?」と調べに走ったわけだ。アルゼンチンの選手は2014年の親善試合の際にも同様の横断幕を掲げ、FIFAが処分を科した経緯があり、今回も物議を醸している。スポーツと地政学が一瞬で交差する、W杯ならではの現象である。
4位:メッシはW杯のついでに
リオネル・メッシ(54,402回)はまあ納得。フォークランドを調べたついでに「アルゼンチンといえば」でたどり着いた人も多そうだ。
5位:日本初のノーベル賞生理学・医学賞受賞者が逝去
利根川進さんが2026年7月11日に逝去。日本人として初めてノーベル生理学・医学賞を受賞された方で、京都大学名誉博士でもある。MITが7月15日に発表し、日本時間16日に広く報じられた。免疫の鍵を握る抗体の仕組みを遺伝子レベルで解明し、ノーベル賞選考委員は当時「100年に1度の大研究」と称賛したという。45,628回の閲覧は、追悼と敬意が数字になった形だ。
- 1位 エバデダン・ラリー|99,018回
- 2位 フォークランド諸島|58,847回
- 3位 フォークランド紛争|56,683回
- 4位 リオネル・メッシ|54,402回
- 5位 利根川進|45,628回
上位10件の合計は463,268回(前日比 +11,143回)。バレー・W杯・訃報という三本立てで、Wikipediaがフル稼働した一日だった。
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データについて:Wikimedia Pageviews API(日本語版Wikipedia)を独自集計。集計日:2026-07-17(当サイトによる独自集計です)

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