今日は集中できなかった日の話

今日は、一つのことにうまく集中できない一日でした。

気が散っていたわけではありません。
周りが騒がしかったわけでもない。
それなのに、一つのことに腰を据える感じがなかなかつかめませんでした。

手は動いている。
画面も見ている。
作業も進んでいないわけではない。
でも、どこかで意識が広がったまま、一点に集まらない感覚がありました。

集中できないと、自分の能力が落ちたように感じることがあります。
以前はもっとできていたのではないか。
今の自分は鈍っているのではないか。
そんな考えが、静かに浮かんでくることもあります。

でも、集中できない状態は、必ずしも悪いものではありません。

集中とは、注意を一か所に集める状態です。
一方で、注意が広がっている状態もあります。
今日は、後者だっただけかもしれません。

全体をぼんやりと眺めていたり、複数のことを同時に意識していたり。
そういう状態では、深く没頭する感じは生まれにくいですが、見落としていた細部に気づくこともあります。

集中しない日は、何も進んでいないように感じやすい。
でも実際には、別の形で情報を処理していることもあります。

今日は、無理に集中しようとはしませんでした。
気合を入れ直すことも、自分を責めることもしなかった。
ただ、集中できない状態をそのままにしておいた。

それで、何かが失われたわけではありません。

集中する日があるから、集中しない日もあります。
どちらも、必要な状態です。

今日は、集中できなかった一日だった。
それだけの話です。

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