今日は数字として地味だが、よく見るとじわじわ面白いやつを。
6月18日、日本とアメリカのYouTube人気動画のタイトルを比べてみたら、こんな結果が出た。
- 🇯🇵 日本:平均タイトル 42.7字 / 絵文字 0.02個
- 🇺🇸 アメリカ:平均タイトル 46.3字 / 絵文字 0.06個
文字数の差はたった3.6字。「急上昇」の4文字すら入らないくらいの差だ。どちらも「長め」の部類に入るわけで、そこは万国共通、人間はタイトルで欲張る生き物らしい。
一方、絵文字はアメリカが0.06個、日本が0.02個。どちらも「1個にすら届かない」という共通のしょんぼり感はあるが、アメリカは日本の3倍の頻度でタイトルに絵文字を置いているのだ。
日本側のタイトルを見ていると、感嘆符や括弧で情報をぎゅっと詰め込む職人技があって、絵文字の出番がそもそもない、という雰囲気。アメリカ側は「🔥」とか「😱」を一粒放り込んで感情を補足する作戦。文字で語るか、顔で語るか、という哲学の違いとも読める。
要するに日本は「42字の長文で全部言いきる」派、アメリカは「46字+ちょびっと絵文字で感情を足す」派——どちらのアプローチも、クリックさせたい一心から来ているのだから、人類の欲望はだいたい同じ方向を向いている。
0.04個の絵文字差が文化論になる日が来るとは、インターネットもなかなか罪深い。

コメント