今日は比べなかった日の話

今日は、誰かと自分を比べることを、あまりしなかった一日でした。

意識して避けていたわけではありません。
ただ、比べる対象が、あまり頭に浮かばなかった。

誰が先に進んでいるか。
誰が成果を出しているか。
自分は遅れていないか。
そうした考えが、今日はあまり前に出てこなかった。

比べないでいると、少し不安になることもあります。
比べていないということは、現実から目を背けているのではないか。
競争を放棄しているのではないか。

でも、比べることと、状況を把握することは、同じではありません。

今日は、自分の位置を測らなかっただけ。
誰かの進み具合を基準にしなかっただけです。

比べなかった分、自分の感覚がそのまま残っていました。
調子がいいのか、そうでもないのか。
言葉にはできなくても、感触としては分かっている。

比べない日は、安心でもあり、少し心細くもあります。
でもその静けさは、本来の感覚に近い状態とも言えます。

今日は、比べなかった一日だった。
それは逃げではなく、一時的に基準を外しただけ。

比べない時間があるから、比べる必要のある場面も見えてきます。

今日は、比べなかった日だった。
それだけの話です。

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